ディアスポラ

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

SFの描く未来では現代人には想像も出来ないような事がいっぱいあって
理解を超えるが故に、当然現代人の語彙では表現不可能だったりする・・・のだろう。
という事でディアスポラは激しく読みにくい!!


ただストーリー自体はシンプルなので、流れが理解しにくい事はないかな。
n次元の世界を脳内で映像化するだけの想像力があれば
悔しいが、もっと没入感があったのかもしれないが。
未知の世界を垣間見せてくれるリアリティはひたすらスゴイ感じはする。


ディアスポラは離散を意味する言葉みたい。
様々な形に変化を遂げた人類が存続の可能性を求めて離散していく
物語ということなのね。