ふりむかない男―グインサーガ外伝

安楽椅子モノの推理小説というやつですかね。
寝たきりナリスが明晰な頭脳で事件を解決していきます。
ナリスの事件簿2になるけど、1の少年時代時代からえらく時代が飛んだな…


話の舞台はマルガのナリスの部屋のみ。
訪れる人物と、ナリスの考察のみで事件は解決されていきます。
典型的なミステリーで作者自身が楽しんで書いている印象。
スタンダードな内容だけど、本編の息抜きとにもなったし
なにより故ナリスのレムス陛下への本音も見え隠れして
当時の思惑を再確認する役目も若干あったんではないでしょうかw


ていうのは良いとして、この事件の中心、嗜好飲料のカラム水だけど
かなりコーヒーに近い印象なんですねぇ・・・意外
ボクの中ではずっとカリン水といのか、フルーティーな紅茶のイメージでした。
そりゃ飲みすぎたら体に悪いよ!って主治医みたいな事言っちゃいそうwww


ラストもお約束な感じで期待を裏切りませんな(´∀`)