消えた少年たち

オースン・スコット・カードの小説、『消えた少年たち』上下巻を読み終わった。
本当に、本当に、本当に、本当に、本当に読んでよかった!!
家族の絆を大切に守る若い夫婦、夫婦やその子供達に降りかかる些細ではあるが当事者達にとっては重大な問題、引っ越した先の街の新聞を賑わせる連続児童失踪事件と結びついていくさま、そして胸を締め付けられるクライマックス…
毒々しくも美しい話。


SFじゃないカードの語り口は、何となくクーンツに似てる感じがしたけど、読み終わってみるとやはりカードだった。


掛け値なしに面白いので、見かけたら是非読んで欲しい作品である。