ルールの認識

出勤時間、遅刻に対する個人の見解の相違が最近の(ていうかずっとだけど)悩み…
とくにゲーム会社なんかは多いんじゃないかと思う。


まずは正論として…
会社である以上、ルールに従って出勤しないと、内部にも対外的に問題があるのは言うまでもない。
聞きたいことがあっても聞けない、電話があっても担当者がいない…って事である。
まあ、相手の会社の理解度にもよるが、あんまり気持ちのいいものじゃないだろう。
ちゃんと出勤している社員の心情も穏やかではないはずだ。


で、それに対する遅刻を擁護する意見として…
人数、納期を考えるとメインで作業する人間は、終電、休日出勤が当たり前となる。
ろくに休みも取れず、曜日や時間の感覚もなくなっていく。
泊まりになると、作業のキリもあるので、寝るのは明るくなってからというのも普通になってしまう。
たまに着替えを取りに自宅に帰ると、あまりの疲れに翌日遅刻してしまう…というサイクルに陥ってしまう。
したくてしてるわけじゃない!っていうことだ。


ルールがある以上、守らなければ人数をまとめることは難しいが、定時中で出来る範囲の作業だけでは
会社として競争力がないのも事実。
少し遅刻してでも、カンヅメ残業する、責任を背負わされた人間の作業の上に会社が成り立っている
といっても過言ではないわけだ。


一番の問題は、それぞれ自分の立場でしか状態を見ていないので、意見が排他的であること。
自分の信念に合わない = ダメ
相手への感情移入が無いので、それは感情的ですらあるかもしれない。


もう少し、相手の状態や仕事の状態を考えた上で、おおらかに認め合うのが大人ではないだろうか。
相手も自分の欠点を我慢していることに、若干でも認識すべきである。


企画やスケジュール管理以上に、この辺の問題は神経をすり減らすよ_| ̄|○